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新しいマンションの慣れないしくみ

新築マンションには、あたりまえですが新しい住居システムが導入されがちです。

住居も進化していきますから。

 

聞いたことはあっても実際に住んでみると、便利な一方で困った点もあり、手放しで喜べるわけではありません。

 

マンションは気密性が高いので、逆に言えば風通しが悪いのです。

その欠点を補うのが24時間換気システムです。

東向きにだけ大きな窓があったとしても、換気を24時間、人工的に続けてくれます。

 

電気代はともかく便利な機能です。

窓がないふろ場の空気を乾燥させてくれますから、カビも生えにくいのです。

 

しかし、意外に乾燥が激しいようで。

加湿器がこんなに重宝されるとは思いもしませんでした。

加湿器の様々なタイプにも詳しくなって、知識が増えましたよ。

 

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おかげさまで、ふろ上がりに全身に保湿ローションを塗る習慣ができてしまいました。

寝る前の水くみ(加湿器用)も習慣化。

 

めんどうではありますが、湿気がこもってカビだらけになる方がもっと嫌なので、まあ仕方ないかとあきらめています。

 

冬場の乾燥が激しいなら、夏場の湿気は防げるのか・・・微妙です。

 

興味深いのは、各部屋に小さい通気口があるのですが、外からの音が必ずしも聞こえない点です。

 

通気口に手を当てると空気の流れを感じるほど空いているのですが、通気口に工夫がしてあるのでしょう。

 

 

もう1つ、便利な反面維持が大変そうな設備があります。

マンションに設置されているディスポーザは、キッチンで使われます。

家庭用の電動ゴミ処理装置です。

残飯、野菜の皮などを、排水口に入れて、砕きながら下水道に流すことができます。

 

使い始めはちょっとびっくりしましたが、便利です。

ネットで見てると、下水処理施設に負担をかけることになる一方で、生ごみが減るのでゴミ焼却炉への負担は減るのだとか。

 

どっちがいいのでしょう

どの地域に住んでいるかによって、状況は変わりますね。

 

ディスポーザを使えば、ゴミ箱に生ゴミをためなくてよいので、臭い、害虫の発生を防ぐことができます。

カラスのエサにもなりにくいかな。

 

生ゴミをキッチンの排水口(ディスポーザ)入れて、スイッチ(排水口のフタを回す)を入れると、内部で回転刃が動き出します。

水を流しながら作動させないと、故障の原因にもなり、排水管に落ちて行ってくれません。

ガーという音とともに細かく粉砕され、排水管を通じて排出されます。

 

ただし、硬い骨、繊維質のゴミはだめです。詰まりの原因になります。

 

使ってみてわかりますが、事務用品のシュレッダーと同じです。

速く処理したいのでドンドン入れすぎると負荷がかかりすぎて故障の原因になります。


ハイターのような漂白剤は使えないので、こまめに掃除しないと臭いも出てきます。

なんと、氷を入れて砕くと掃除できるのだとか。

 

便利な機能を備えた新築マンションは便利だけど、結局は維持管理を意識しておかないと、故障時の修理費用が高くなりそうです。

 

完璧というものは世の中にありません。


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