定年退職を迎えた後も働く人が身近にいます。
最近、新たに採用されて後ろの席にいます。
かなり年上ですが、腰が低くてなんでもするような勢いです。
高齢化社会、人手不足といいますが、実感する出来事が身近で起こっています。
漠然と、年齢を重ねても働きたいと思っていたのですが、実際の人を見ると参考になります。
最初だから緊張されているのでしょう。少しお疲れ気味です。65歳だとか。
なんでそこまでして働くのかという意義については、いまだ聞いていませんが、いろいろと予想します。
社会とのつながりを持ち続けたい、仕事を通じて人と関わりたい、活力を保ちたい。
若い世代に教えることがやりがい。
新しいスキルを学んで成長を続けたい、充実感を感じたい。
経済的な理由で、年金だけでは不安なため安定した生活を維持したい。
確かに、カラダが元気であれば、今までの経験を生かして働き続けたいです。
でも、その時の年齢で自分の体力や気力がどれだけ維持されているかは、そのときにならないとわかりません。
ふとネットニュースを見ると、70歳で全国ツアーを行う女性シンガーソングライターのニュースを読みました。
あらぁ~、元気だわ。
健康さえ維持できていれば、自分だってできるかもしれない。
周囲を見ていると、80代で少しガクンと来るようですが70代ならいけそうです。
となると、定年がそのうち65歳になると見越して、人生設計も考えねばなりません。
住宅ローンだって、今や80歳まで組めるのですよ。
自分は変わってなくたって世の中は確実に変わっています。
年金だけで悠悠自適もいいけれど、働きながら余暇を過ごすプランのほうがもっと充実感を得られるのではないでしょうか。
まぁ、どのように老後を過ごすかは人それぞれなのですけど。
ただ、世の中は「老後も働け!」って言ってます。
働いてやろうじゃありませんか。